Home > Blog > フリッツ・ハンセン > セブンチェア > セブンチェアの構造

セブンチェアの構造

upDate2014/01/10

displayCAV649WV.jpg

セブンチェアの使い心地の良さは、その構造から生まれます。

そのシンプルなデザインの中に、一体どんな心配りがされているのでしょう?

世界中でいまなお愛され続ける椅子に、一体どんな経験と技術が詰まっているのでしょう?

 

構造

glide.jpg

直径14mmの脚の先端は二重のキャップになっています。
まず底面にはプラスチックキャップを。さらにそのまわりの部分もキャップで覆うことにより、使い込んでいくうちに磨り減ってしまう底面を保護しています。

さらにオプションで底面にフェルトの貼られたキャップも用意されています。

under_seven.jpg

座面の裏にはABS樹脂のマウントプレートが機械により接着されます。 ここに職人が手作業で脚部を取り付けます。

seven001 (1).jpg

セブンチェアの本体座面部分はベニヤ板7枚+裏表の化粧板2枚の9層から成り立ちます。

中材に使用するものは、ブナの木をロータリーカット(かつらむき)したもの。 これを木目方向を互い違いに張り合わせることによって強度を出し、更に表面材の裏に2枚のインディアンコットンを 挟み込むことでが柔軟性を高めています。 このインディアンコットンには板が反れにくくなるという効果もありセブンチェアの安定性や強度を高めています。

 

スタッキング

stacking02.jpg

セブンチェアは最大12脚までスタッキングすることができます。重ねた際に座面が傷つかないように座面の裏のパイプ部に4つの保護パーツが取り付けられています。

cover_transport.jpg

左)パディング(布張り、革張り)したセブンチェアを重ねる場合用に、オプションのアンダーカバーが用意されています。

右)またスタッキングしたセブンチェアをそのまま運べるように専用のカートも販売されています。

 

 

このように、セブンチェアには長く使ってもらうための多くの「仕掛け」が施されています。

それは職人や技術者の工夫・知恵・経験であり、使う人や場所のことを想い家具づくりをしてきたフリッツ・ハンセンの「誇り」なのではないでしょうか。