Eames Lounge Chair デザインストーリー

upDate2014/02/15

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ニューヨーク近代美術館(MoMA)やシカゴ美術館などに収蔵されているのをはじめ、世界中で愛用されているラウンジチェアのアイコン、「イームズ ラウンジチェア」。

ドキュメンタリー映画や書籍のテーマとしても取り上げられ、ネット上のファンサイトまでつくられるほどのこのチェアは、優雅なデザインと快適さを兼ね備えた、ミッドセンチュリーデザインの真髄ともいうべき傑作です。

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イームズ夫妻が友人であったハリウッドの映画監督、ビリー・ワイルダーから自宅のリビング用の椅子を依頼されたのがきっかけでデザインされました。

1940年代、イームズ夫妻が先駆けてデザインしたイームズプライウッドチェアをルーツとするもので、チャールズ・イームズはラウンジチェアをデザインするにあたりこう語ったそうです。
「”現代生活のストレスを忘れさせてくれる特別な空間”となるチェアを目指す」と。

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ハーマンミラー社がイームズラウンジチェア&オットマンの製造販売を開始したのは1956年。発表は米国のテレビ番組「Home」で行われました。番組に出演したチャールズ・イームズは、今までにないラウンジチェアのデザインについて、進行役のアーリン・フランシスにこう語っています。「私と妻のレイは、流行をつくるためにデザインをしたことはありません。ハーマンミラー社は、単に発売すればよい、というような製品を私たちにデザインするよう要求したことは一度もありません」。

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発表から半世紀経った現代でも、ラウンジチェアのアイコンとして世界中で愛され続けています。