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米タイム誌が「20世紀最高のデザイン」に選んだ椅子

upDate2015/01/19

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チャールズ&レイ・イームズ夫妻が開発した、20世紀を代表する名作椅子。

その魅力をご紹介します。

1946年生まれ

イームズのプライウッドチェアが生まれたのは、なんと約70年前のこと。

プライウッドによる三次元成型の試作を繰り返した末に発表された椅子は、強度とデザイン性に優れた歴史的な名作として今もなお世界中で売れ続けています。

 

20世紀最高のデザイン

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1999年、アメリカのタイム誌によって「20世紀最高のデザイン」に選ばれました(ちなみに第2位に選ばれたのは蒸気機関車だったとか)。

同誌はイームズプライウッドチェアを「優雅で、軽やかで、快適」と評しています。類似品は多数出ているものの、これを超えるものはありません。

 

デザインストーリーと歴史的背景

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開発当時のアメリカは戦後の経済成長期まっただなか。新築家屋がどんどん建てられていく中に、イームズ夫妻は高品質でありながら手ごろな価格で手に入る”新しい”家具が必要だと考えました。

夫妻は戦時中に、アメリカ海軍からプライウッドの添え木(ギプス)や担架の開発を要請され、熱と圧力を加えて木材を成型する技法を考案していました。それを、家具にも応用できると考えたことから、この歴史的な椅子の開発に向けて試行錯誤が始まったのでした。

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当時、プライウッドは建築用資材であり、家具の素材としては一般的ではありませんでした。しかし、イームズ夫妻は成型したプライウッドを家具に用いることで、大量生産が可能になると信じていました。

何年もかけて完成されたプライウッドチェアは、画期的であると同時に、人間の身体にフィットするシートと背もたれを備えた座り心地の良い実用的な椅子です。

それは、現代の建築空間の中でも、70年も前のデザインとは思えないような新鮮な輝きを放ち続けています。